大磯町と埼玉県日高市の消防団役員が24日、大磯町保健センターで合同研修会を行った。
日高市は高麗郡建郡の地で、高麗の名称が用いられた神社や地名が残る大磯町とは歴史的に深い関わりがあるとされる。2015年には災害時相互応援協定が締結され、行政間連携も深めている。
研修には、両市町の消防団長や副団長、分団長らが参加した。大磯町の防災や消防団の体制に関する講演に続いて、団員同士がグループを作り「これからの消防団」をテーマに座談会を実施。団員の高齢化や担い手不足など、共通の課題などについて意見を交わした。
日高市の和田貴弘消防団長は「今後の消防団活動に向け、いい刺激になった」と研修を振り返った。大磯町消防団で第6分団長を務める丸山重信さんは「日高市では各分団がホームページを開設するなど活動に積極的。大磯も見習わなければいけない部分がたくさんある」と話した。
同市の消防団は1泊2日の日程で大磯町などに滞在。高麗山や旧吉田茂邸、厚木市の県総合防災センターなども見学した。
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