大磯町の姉妹都市アメリカ合衆国オハイオ州デイトン市に派遣される高校生の歓送会が8日、町保健センターで行われた。中崎久雄町長や町国際交流協会の関係者らが出席し、3人の派遣生にエールを送った。
応募者12人の中から面接と作文で選ばれたのは、原桃葉さん(横浜国際高校2年)と平野うららさん(同)、宮川南斗さん(茅ケ崎北陵高校2年)。
米国文化に関心があるという原さんは「LGBT(レズ・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)について学びたい」と抱負を語った。平野さんは「言葉だけでなく、気持ちを通わせて交流を深める。書道パフォーマンスを披露するつもり」。パイロットを目指す宮川さんは、ライト兄弟の出身地で航空学研究都市への派遣に「夢に近づけるよう努力し、空手で精神の強さを伝えたい」と決意を新たにした。
同協会の森杉宣夫会長は「いずれの派遣生も積極性や発言力、特技を持っている。多くの友人をつくってきて」と期待を寄せた。
3人は7月20日に日本をたち、ホームステイや市長表敬訪問などをする。8月3日に帰国予定。
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