大磯・二宮・中井版 掲載号:2017年7月28日号
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2017年度吹奏楽コンクールの課題曲を作曲した 西山 知宏さん 大磯高校出身 41歳

全国コンクールで響けマーチ

 ○…「コンクールで演奏されるのはとても光栄なこと。全国の舞台で、自分の曲がどのように演奏されるのか今からワクワクします」と語る。10月に愛知県などで開催される「全日本吹奏楽コンクール」の課題曲に自作の曲が選ばれ、全国の中学生から社会人までのアマチュア楽団が予選で演奏する。全日本の舞台で、曲がどのように料理されるのかを待ち遠しく思う。

 ○…中学校の部活で吹奏楽部に入り、「部活見学で見て一番目立っていたから」とトランペットを相棒に選んだ。演奏だけでなく楽譜を書くのも好きだったといい、作曲にも挑戦。大学時代には、大磯高校の卒業生有志で楽団「大磯ウインドアンサンブル」を結成した。現在も平塚市役所で勤務する傍ら、休日になれば大磯ウインドで活動している。「演奏が下手になったらおしまい。今が一番上手だと思って練習しています」という筋金入りのトランぺッターだ。

 ○…課題曲の応募は今回が4度目。4年前、「学生時代から馴染みのあったコンクールで曲を出してみよう」と初挑戦したが、3次審査で落選した。翌年は2次、さらに翌年は1次止まりに終わった。「自分の中での曲の出来と審査結果が反比例していって、何を書いていいのか分からなくなった」と挑戦は暗中模索。ラストチャンスと決めた今作「マーチ『春風の通り道』」は、約5カ月の推敲を重ねた力作だ。「躍動感があり、春らしく明るい行進曲」と胸を張る。

 ○…大磯ウインドでも全日本の出場を目指し、8月の県大会に臨む。「今年は自作の曲を演奏する立場なので、プレッシャーがすごい」と胸中を吐露する。楽団の設立20周年と重なることもあり、練習にも今まで以上に身が入る。「もっと曲の表現法にこだわりたい」と不断の努力を重ねる先に、青春時代を捧げた吹奏楽の集大成が待つ。大会でも、仲間とのアンサンブルを高らかに奏でる。

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