山形県戸沢村の小学6年生と引率者が、7月29日から2泊3日の日程で中井町に滞在した。戸沢村の児童は、井ノ口小学校と中村小学校の児童宅にホームステイするなど親睦を深め、町内での地域学習や江の島・鎌倉観光などで夏休みの交流を満喫した。
両町村の交流事業は1991年から続けられ、今年で27回目。夏は戸沢村、冬は中井町の児童が互いの町村を訪れ、ホームステイや観光を通して思い出づくりを行っている。
今年は8人の児童が中井町を訪問し、29日の歓迎セレモニーでは緊張した面持ちで自己紹介を行った。初日はSGET中井メガソーラー発電所や中井中央公園を見学。宿泊先の境コミュニティセンターでは、両町村の児童が流しそうめんなどの夕食を囲んだ。
2日目は、新江ノ島水族館でのイルカショーや江ノ電の乗車、鎌倉の大仏見学など湘南観光を体験した。夜は中井町の児童宅がホストファミリーとして協力し、戸沢村児童を迎え入れた。
最終日の「また会おう会」では、代表児童が「3日間で素敵な体験ができ、中井のみんなと絆が深まりました。次は戸沢で待っています」とあいさつ。斎藤登馬君(12)はホームステイの経験が楽しかったといい、「家族がすごく優しくしてくれた。みんなが戸沢に来るときは、最上川の舟下りを楽しんでほしい」と笑顔で話した。
中井町からは冬期交流として、来年1月に児童が戸沢村を訪れる。中村小学校6年の近藤維央(いお)君(12)は「中井はあまり雪が降らないので、戸沢の雪景色を見てみたい」と、訪問を心待ちにしている様子だった。
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