二宮町のラディアン花の丘公園で3日(日)、子どもたちによる子どものための朝市が開かれる。第1日曜日に実施している「みんなの朝市」の中でのイベントで、今年で3回目。
町内の小学生1年生から6年生まで約25人が夏休み中に7回のワークショップに参加し、企画や商品づくり、リハーサルなどの準備を進めてきた。8月25日にはグループごとに看板を制作したり、商品や景品を仕上げたりした。「お客さんに渡す景品なので、ちゃんと回るか確かめないと」。2年生の男児はペットボトルのキャップで作ったこまの出来を入念にチェックした。
計画を立て、仲間と協力して朝市を実行する取り組みは、小学生たちにとって働くことの意義やお金の価値、地域の人との関わりなどを学ぶ機会にもなっている。サポートにあたる宮下基代さんは「子どもたちなりに売れる商品や看板に工夫をするようになってきました」と話す。
当日は、人気のマスコット「スクイーズ」やミニチュアお菓子のデコレーションを販売するほか、ビー玉転がしゲーム、スクイーズと手芸カップケーキ作りの体験ブースを設ける。ゲームを担当する室伏風多君(山西小学校5年)は「たくさんのお客さんを呼んで去年の朝市よりも盛り上げたい」と意気込む。
時間は午前7時から9時まで。商品や景品がなくなり次第終了。雨天実施。
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