大磯・二宮・中井版 掲載号:2017年10月13日号
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大磯町の未来像探る 移住者・起業家が意見交換

社会

意見を述べるパネリスト
意見を述べるパネリスト
 NPO法人大磯だいすき倶楽部が主催する「大磯まちづくりフォーラム」が8日、聖ステパノ学園海の見えるホールで開かれた。今年で5回目。町内の起業家と移住者が、それぞれが持つなりわいの課題や可能性、大磯町の未来像などについて意見を交わした。

 「田園回帰と地域のなりわい〜起業と継業の観点から〜」と題する基調講演が行われ、鳥取大学教授の筒井一伸さんが登場した。全国の事例を紹介しながら、移住先でのなりわいづくりとしての「継業」について解説。後継者が不足している農水産業や廃業した商店などを第三者や地域コミュニティが引き継ぐ方法を提案し、「よそ者の視点が、産業振興だけではない地域資源の発掘や再活用につながる」と述べた。

 パネルディスカッションでは、町内に移住してギャラリーカフェを経営するデザイナーや商店主、漁師など30代・40代を中心とする男女6人が檀上に並んだ。

 「水揚げした魚を大磯市に出し、自分たちで売る。お客さんの反応を直に知ることができ、漁師にとって勉強になる」と湘南定置網漁労長を務める辻井将さん。4年前に新規就農した渡邉幹さんはイノシシによる農作物被害が悩みと話し、「個人だけでは対策に限界があり、猟友会などとの連携が必要」と訴えた。集客を課題に挙げたのは、老舗和菓子屋4代目の峰岸渉さん。「店を改装して飲食や演奏会などができるスペースを設けたい。夜間は料理人に入ってもらい、仕事帰りにふらりと寄れる場所にするのもいいかも」

 パネリストは、町内でなりわいを築こうとする人に向けて「大磯町には地域の魅力を掘り起こしていくワクワク感がある」「直売所や市で生鮮品を買えるのは大磯暮らしの楽しさ。第一次産業が盛り上がると町はもっと素敵になる」「古いものを活用し、新しいことを楽しみながら町を盛り上げていきましょう」などとメッセージを送った。

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