新しい地域資源としてオリーブの栽培や商品開発が進む二宮町で、「湘南オリーブフェスタ」が2日から5日まで開かれた。
山西地区でオリーブを育てるまつき農園の松木秀雄さんらが、地域の活性化を図ろうと初めてイベントを開催。松木さんが観光農園と位置付ける湘南オリーブの郷=同町山西=では、オリーブを使った染め物や手作り化粧品のワークショップ、オリーブ盆栽の展示などが行われた。
2004年からいち早くオリーブ栽培に取り組み、自社で搾油も行っている中里のユニバーサル農場には、地元近隣や都内などから見学者が集まった。農場主の濱田治郎さんから、栽培方法や手摘みによる収穫作業などについて話を聞いた。
二宮産やスペイン産のオリーブオイルを使った試食会もあり、オリーブオイルソムリエの松木かをりさんが、種類ごとの特徴や調味料としての使い方を紹介。参加者は「オリーブの香りが鼻に抜けてエリンギが高級な食材に感じられる」「アイスクリームが格段においしくなった」などと味わいの違いを楽しんだ。
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