悩み事は#9110 平成22年の110番通報数を発表
小田原警察署(小笠原晃署長)は1月10日の「110番の日」に伴い、正しい110番通報の仕方を呼びかけている。
小田原署によると、昨年1年間の同署管轄エリア(小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町)での110番通報は17,384件。このうち出動件数は12,360件で、最も多かった通報内容は人身・物損を含めた交通事故の5,549件だった。緊急性がないものやいたずらなど出動しなかった件数は5,024件と全体の30%を占めた。
同署では110番通報をする際は、落ち着いて警察官の質問に答えてほしいと呼びかけている。また、通報地点がわからない時は、最寄の道路標識の柱に貼られている『交通標識管理番号』を伝えると、全国共通で居場所が確認できるという。
地域企画課の引地正博警部補は「緊急でない悩みや相談事は『#9110』番を利用して頂ければ、専門相談機関の紹介もできます」と話している。