井上学校長が勇退 小田原高等看護専門学校 小田原看護専門学校 96人が卒業
小田原高等看護専門学校の卒業式が今月2日、同校講堂で行われ、第15回生33人が晴れて卒業した。4日には小田原看護専門学校の卒業式が市民会館大ホールで催され、看護学科第38回生32人と准看護学科第46回生31人の合計63人が卒業し、両校合わせて96人の卒業生が新たな一歩を踏み出した。
厳かな雰囲気の中で執り行われた両校の卒業式では、国歌・校歌の斉唱、学事報告などが催された。小田原看護専門学校の卒業証書授与の際には、数人の卒業生が井上曜三郎学校長に握手を求め、井上学校長は満面の笑顔で握手に応えていた。
平成7年から小田原看護専門学校の学校長、同年新設された小田原高等看護専門学校の初代学校長を務めた井上曜三郎氏が勇退を表明した。16年間で小田原看護専門学校の看護学科564人、准看護学科538人。小田原高等看護専門学校の看護学科518人の合計1,620人の学生を地域医療に送り出した。
なお、後任は(社)小田原医師会顧問(前会長)の伊藤進氏が就任。