「目指すはベスト4」 相洋男子柔道部が関東大会出場
相洋高校柔道部(菅原信明顧問)が、3・4日に県立武道館で行われた関東高等学校柔道大会県予選の男子団体戦で5位入賞、関東大会進出を決めた。同大会へは6年連続10回目の出場となる。
団体戦のメンバーは先鋒・福井涼平君、次峰・横川勝哉君、中堅・吉田修也君、副将・原田楓太君(いずれも3年)、大将・吉田大翔(ひろと)君(1年)の5人。関東進出を決定する3回戦までは難なく勝ち進み、準々決勝の慶応高戦では1―2の惜敗を喫した。主将の原田君は「3位でいきたかったので悔しいが、出場を決めてホッとした」と安堵の表情を見せた。
個人戦とは違い、チームワークが鍵となる団体戦。吉田修也君は「73kg以下」という体重制限をクリアするため2月から減量を開始。85kgあった体重を見事に絞った。「いけるところまでいきたい」と試合に懸ける想いも熱い。去年、次峰として出場した福井君は「先鋒としていい流れを作りたい」と気合十分。持ち味の「両組み」で試合に臨む横川君は「積み重ねてきたことを出し切れるようベストを尽くしたい」と表情を引き締めた。1年生ながらメンバーに入った吉田大翔君は「先輩に迷惑をかけられない。気を引き締めて、ベスト4を目指したい」と意気込みを話した。
関東大会は6月3日(金)から群馬県で行われる。