脳卒中の現状を理解 熱海病院で新センター開設記念講演
国際医療福祉大学熱海病院(熱海市東海岸町)で14日、脳卒中・神経センターの開設を記念した特別講演会が開催された。
急性脳神経疾患を対象とした先進的取組みを行う同センター。当日は立川病院院長の篠原幸人氏による特別講演が行われ、市民や患者、病院関係者らが参加。グラフや実際の写真を交えながら行われた「本邦脳卒中の現況」と題した特別講演は、脳卒中の予防法や対処法について語られ、講演の最後に催された質疑応答では、参加者から活発な質問も飛び交った。
原田俊一センター長は「健康な人を突然襲う脳卒中、当センターでは脳卒中の患者様にスムーズで優しい最先端の医療を提供し、さらに予防についての情報も提供していきたい」とコメント、永山正雄副センター長は「脳卒中をはじめとした急性脳神経疾患の医療と予防医学の飛躍的向上、さらなる国内外への発信を目指します」と語った。