いざ、に備える防犯訓練 JA下府中支店で強盗対策
JAかながわ西湘下府中支店(粟生高弘支店長)で7月21日、模擬強盗訓練が行われた。
開始時間の16時になると、小田原警察署署員扮する2人組の強盗が「動くな!」と同店に突入。カウンターに飛び乗り拳銃を職員に向けながら「金を出せ」と迫ると、店内の緊張が一気に高まった。現金を強奪し逃走した犯人を追いかけるところまでが一区切り。同署生活安全課の高木裕一警部補は「無理に止めようとせずに、役割分担を決めていざという時に備えてください」とあいさつした。
粟生支店長は「思ったように動けず、言葉も出ないということがよくわかった。これからも防犯意識を持って業務にあたっていきたい」と話した。
また振り込め詐欺抑止の声かけ訓練も実施。高木警部補は「連携を深めて被害をゼロに抑えましょう」と呼びかけた。