審査員も驚く"健歯"揃い 高齢者よい歯のコンクール
(社)小田原歯科医師会主催「第19回高齢者よい歯のコンクール」の審査会が今月8日、川東タウンセンターマロニエで行われた。
20本以上自分の歯がある高齢者を対象に、虫歯や歯周病の有無など口腔の健康状態を審査するコンクール。今年は小田原市と足柄下郡の1市3町に住む70代、80代36人が参加した。
参加者は歯磨きを毎食後欠かさない、定期検診を受けているといった共通点が見られ、どの人も”健歯自慢”揃い。審査は優劣つけがたく、難航したという。
審査を終えた河野力会長は「どのお口も素晴らしい状態だった。目は心の窓、口は健康の窓というように、全身の健康は口の中と密接な関係がある。良い状態をこれからも維持し、ぜひ来年も参加してほしい」と参加者に賛辞を送っていた。なお今年は、神奈川県歯科医師会会長賞が新設され、藤田利子さん(75)が受賞した。その他の入賞者は以下の通り(敬称略)
70代の部…優秀賞▽大竹房代(71)、最優秀賞▽穂坂キミエ(76)、80代の部…優秀賞▽熊坂太郎(83)、最優秀賞▽植村擴子(83)、小田原市長賞▽中村伊兵衛(92)