小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2011年9月24日
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ボランティアの絆が東日本大震災の被災地と小田原をつないでいる。10月1日(土)・2日(日)に小田原城銅門広場で開催される小田原・箱根産業まつり(小田原・箱根元気フェスタ)に福島・相馬市の「はらがま朝市」の出店が決まった。津波と放射能で壊滅的な打撃を受けた相馬の水産業者が中心となって開いている「はらがま朝市」。炊き出しや支援物資の配布などで被災市民を支えている。
二宮尊徳の縁で相馬市の復興を支援している小田原市では、市社会福祉協議会が5月〜6月にボランティアを派遣。朝市の手伝い、瓦れきの撤去、泥かきなどの活動を行った。派遣終了後、朝市の関係者が「小田原からたくさんの支援を受け、復興の希望をいただいた。小田原とのつながりを広げる方法はないか」とボランティアの鳥越健さんに相談。市社協と「合まち元気小田原」の協力を得て、今回の産業まつりの参加が決まった。朝市を手伝うのは小田原のボランティア隊だ。会場では青のりスープの無料試食のほか、銘菓や焼き海苔、青のりなど相馬の味を販売する。朝市の菊地伸吉さんは「小田原に恩返しがしたい」と話している。
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