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公開日:2012.02.11

市立病院夜間会計
「預り金制度」撤廃へ
24時間体制の会計処理へ移行

 小田原市立病院の夜間外来の診療費の支払い方法が1月16日から変わった。これまでの「預り金制度」から24時間体制でその場で精算する会計処理に試験的に移行している。昨年の預り金盗難事件を受けて見直したもので、来年度から夜間外来会計を開始する方針だ。



 これまで、市立病院では夜間の外来診療の診療費をその場で会計せず、一定金額を預り金として預かり、後日精算していた。



 昨年の預り金盗難事件を受け、ずさんな管理体制が発覚。県内27の公立病院で小田原市立病院だけが預り金制度を運用していたことも明らかになった。市医事課は「管理が行き届いていたと思ったが、甘かった」と公金管理の不十分な体制を弁明する。



 現在同病院の金庫に残っている預り金は百数十万円。先日盗難にあった240万と合わせて約400万円が未精算のままだ。昨年4月から今年1月までの預り金未精算分は約270件にのぼる。平成18年以前の記録は把握できていない。実際にかかった治療費より預り金の方が多い場合がほとんどだが、不足分の請求は電話などで督促しているという。



 夜間外来会計は株式会社ニチイ学館に業務委託されている。委託金額は今年度末までの約3カ月間で366万4500円。この新しい会計制度の成果を検証し、新年度予算に事業費を盛り込む方針を示している。

 

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