2012年度当初予算案などを審議した小田原市議会3月定例会が23日に閉会した。一般会計当初予算案は昨年に引き続き、修正案で可決。一般会計予算は584億円から583億3110万円へ減額された。
修正削除されたのは、児童生徒の体験学習などを目的にした旧片浦中学校の日帰り、宿泊施設への整備費。
19日に開かれた市議会予算特別委員会(今村洋一委員長)で井上昌彦議員から修正動議が提出され、賛成多数で採決された。「塔ノ峰青少年の家、サンサンヒルズ、尊徳記念館の3つの市の宿泊施設があるが、稼働率が低い」「来年度にいこいの森にバンガローの建築を計画している」と指摘したうえで、片浦地域の活性化を目指すためにもっと時間をかけて考えるべきとしている。
発議した井上議員は「行政の施設は初期投資額も大きいが、ランニングコストは将来の事業の幅を狭める」と話す。
原発に関する決議案を可決
23日の本会議では、女性議員6人が超党派で提出した、浜岡原子力発電所の運亭停止の継続や小田原市の自然エネルギー普及促進などを求める「原子力発電に頼らない社会の実現に向けた決議」が賛成多数で可決された。提出者の女性議員によると、昨年3月以降に市議会発の原発の決議が採択されたのは県内初という。
ほかにも議会基本条例の制定に向け具体的な検討に入るため「議会基本条例特別委員会」の設置が決まった。委員長は武松忠議員、副委員長は原田敏司議員。
また、市長選に立候補を表明している鈴木美伸議員の辞職も23日の本会議で許可された。
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