菜の花でエコ活動 久野小4年生の環境学習
久野小学校4年生の児童が、菜の花を通じて環境学習に取り組んでいる。小田原衛生グループ(鈴木大介社長)と連携した環境教育の一環として行われており、菜の花から菜種油を搾取して同校の給食に活用。その廃食油をゴミ収集車の燃料に再利用するという取り組みだ。
4月には同グループが管理する畑に昨年児童が種をまいた菜の花の観察会が行われ、今月14日には同グループによって刈り取られた菜の花を運ぶ体験が実施された。
同グループのスタッフは「種が入っているので、はじけてこぼれてしまわないように優しく扱って」と説明。児童らは「意外と軽い」と驚きながらひと束ずつ慎重に菜の花を運び、こぼれ落ちた種を持ち帰るために集めていた。
菜の花は1週間ほど乾燥させた後に脱穀・搾油され、学校給食に活用される予定。