城北工相洋 陸上で2校がIH(インターハイ)へ 7月29日から新潟で開催
今月15日から18日に群馬県で行われた陸上競技のインターハイ南関東地区予選。市内からは相洋高校と小田原城北工業高校の2校が好成績を修め、7月29日から新潟で開催されるインターハイへの切符を手にした。
投てき2種連覇・2冠
小田原城北工業高校の山内愛さん(建設科3年)がやり投げで50m98、砲丸投げでは13m83でそれぞれ優勝。県予選に続き、連覇・2冠を達成した。
砲丸投げでは県予選で更新した自己ベストを11cm上回った。「力はうまく伝わったが助走が駄目だった。もっといくかと思った」と高みを目指す。円盤投げでも4位入賞。目標としていた3種でインターハイ出場を決めた。
やり投げでは2位に5m以上の差をつけた。しかし全国では50m超は標準レベル、56mを投げる選手もいる。「不安で自信がない」とプレッシャーを感じているよう。陸上部の顧問を務める鈴木充教諭は「怪我の状態が良くないが、調子の良い砲丸からまずは狙っていければ」と話す。
現在コンディション調整をしながら基礎トレーニングに励む。神奈川の女王の全国制覇に期待がかかる。
リレー・個人7種目で出場
相洋高校(銭谷満顧問)は男子が400mR(リレー)2位、1600mR3位、個人は徳山黎君(2年)が100mで5位、200mで2位。女子は1600mRで2位、個人は杉崎ゆうなさん(2年)が200mと400mH(ハードル)を2位でインターハイ出場を決めた。
男子の1600mRでは油井睦樹(ゆいむつき)主将が直前の個人種目で負傷、2年生メンバーだけでレースに臨んだ。4走を走った徳山君は「油井主将が不在で不安だったが、メンバーで話し合って臨んだ。インターハイではベストメンバーで優勝を狙いたい」と抱負を語った。
女子は400mRではバトンミスで失格に。辻瑠美奈主将は「走る・走らないに関わらずチーム1人ひとりの思いが欠けていた」と振り返る。関東のレベルの高さを肌で感じた田井茜さん(3年)は「1600mRではしっかり追い込んで結果を出したい」と話した。
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