国府津海水プール 今夏の利用に黄色信号 開場時期は未定
国府津地域の小・中学生を中心に利用されている国府津海水プール(国府津3
の17の1)が、今月14日(土)のプール開きを前に、使用できない状態となっている(11日現在)。
原因は海水集水井戸の破損。開場準備のため関係者が6月29日に井戸内の掘削作業をしたところ、深さ約2・5mの位置でコンクリート製の井戸枠の継目が断裂し、10〜30cmの隙間が生じていることが判明した。その隙間から海水と砂が流れ込んでいるため、井戸内の掘削作業ができず、プールに海水を注水できないという。
同プールを管理する市スポーツ課では「現在、プールの復旧に向け、井戸の改修方法などを検討している。開場時期が決まり次第、ホームページなどでお知らせします」とコメントしているが、工事期間などによっては今夏の営業が見送られる可能性もある。また、安全にプールが利用できるように市から監視を委託されている国府津水泳同好会の野地博会長は「1日も早く修繕してもらい、今年も多くの子どもたちに利用してもらえれば」と語った。
国府津海水プールは御幸の浜海水プールより13年早い1957年に開業。当初大人50円(15歳以上)、子ども20円の料金だったが、1999年からは無料に。プール利用者は1994年まで1万人を超える年もあったが、昨年は2781人となっている。
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