小田原柑橘倶楽部 レモンサイダーに続け 新商品を一般公募
お歳暮みかんや片浦レモンサイダーの開発・販売を推進する小田原柑橘倶楽部(報徳仕法(株))がこのほど、新商品開発プロジェクトを開始した。地元で収穫された柑橘類や野菜を使い、商品を製造する事業者を一般公募している。
小田原柑橘倶楽部は二宮尊徳の報徳仕法に則り、「人、もの、お金」が地域に循環する仕組みづくりを目指して2010年に立ち上げられた。お歳暮みかんや片浦レモンサイダーなどは安定した価格で柑橘類を流通させるために開発された商品で、農家の収益確保を支援している。今回開発される新商品には早生みかんや片浦レモン、キウイフルーツ、梅、有機野菜など、主に加工用となる高価になりづらいものが素材として条件づけられている。
応募された新商品イメージは商品価値や採算性を踏まえ、小田原柑橘倶楽部のメンバーに地元の商業施設やスーパー、食料品製造、飲食店などのアドバイザーが加わり試案。具体的な事業計画の策定には、税理士や金融機関も協力する。18日に行われた説明会には、個人、企業が参加し、熱心に耳を傾けていた。
この取り組みは報徳思想の「荒地は荒地の力で」という考えに基づき、発起人の草山明久さん(報徳二宮神社宮司)とみかん農家の鈴木伸幸さん、地元の有志企業が推譲(ボランティア)で活動している。草山さんと鈴木さんは「これからの県西地域の発展を考えれば農商工の連携は不可欠。地元の個人や商店を結びつけ、積小為大の精神で活気ある町おこしの一助となれば」と意気込みを語る。
応募は説明会参加者から受け付ける。第2回目の説明会は11月16日(金)午後2時から報徳会館で開催される。問合せは報徳仕法(株)【電話】0465・43・9039。
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