県優良小売店舗 市内から2店が選出 「河内屋製菓舗」「いわほり」
平成24年度神奈川県優良小売店舗表彰に、小田原市内から南町の「河内屋製菓舗(飯山孝代表)」と前川の「いわほり(岩堀勝代表)」の2店が選ばれた。
河内屋製菓舗は昭和23年頃に現在の場所に移転、2年前には店内を改装し洋菓子の販売もスタートした。現在は3代目の飯山代表が和菓子を、息子の孝一さんが洋菓子を作っている。ともに常時20〜30種類の商品を揃え、店内のディスプレイも季節感を出すことを心がけているという。飯山代表は「名誉なこと。これからも今までやってきたことを続けていきたい。『商い』なので飽きないように」と笑顔で話した。
いわほりは鮮魚と仕出しの店。岩堀さん夫婦が店を営み、息子で3代目の吉久さん夫婦が軽トラックで行商に出ている。祖父の代にリヤカーで始まったという行商は足腰の弱った高齢の人たちにも喜ばれているという。「1対1」の対面販売のなかで、さまざまな要望に応えながら扱う商品を増やしてきた。吉久さんは「選んでくれているお客さんに感謝したい。他にはない魚屋になりたい」と話した。
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