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湘南藤沢徳洲会病院 医療レポ【6】 咳には重症な病気が隠れている...!?
風邪やインフルエンザ、喘息など、咳を伴う疾患がこの時期に目立ちます。咳は異物を排出するための防御機能。喉や鼻、または耳や肺などが異物やウィルスなどからの刺激を感知して起こる症状ということになります。
見極める基準は2つ
咳の音色で病気を判断できるという人もいますがそれは不可能です。危険な咳を見極める方法は2つ。
1つは、どのくらい咳が続くか。8週間以上続く咳は慢性と呼ばれ、風邪ではなく他の原因が考えられます。もう1つは痰を伴うか否かです。色付の痰が終日出る時は注意が必要です。血痰を伴う咳が起きたらすぐに医療機関で受診して下さい。多くの場合は気管支拡張症によるものですが、肺がんなどが発症している可能性もあります。血痰を伴う咳やゼイゼイという喘鳴を伴う咳は、基本的には医療機関で治療しないと改善しません。薬で止める事もありますが、大切なのは患者さん一人ひとりがきちんと治療目的をもつことです。薬はあくまで症状を和らげるもの。まずは規則正しい生活をするよう心がけ、2週間たっても治らなければ医療機関で診察を。
■取材・協力
湘南藤沢徳洲会病院
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