全国梅サミット 「雲上」が銀賞受賞 自慢の逸品に高評価
小田原十郎梅プレミアム「雲上(うんじょう)」が3月9日と10日に埼玉県越生(おごせ)町で開催された第18回全国梅サミット協議会の特産品セレクションで銀賞を受賞した。セレクションは梅の消費拡大と同協議会加盟市町の特産品普及を目的に今回初めて催された。金賞は愛知県知多市の「知多銘菓 梅ぜりぃ」。「雲上」は選考委員の各首長から、出来栄えが高く評価された。
小田原開催に弾み
「雲上」は梅の生産農家や漬物業者らで構成される小田原・十郎梅ブランド向上協議会が作り上げた梅干。
大粒の4L(42㎜以上)の十郎梅を厳選し、実が落ちる一歩手前まで熟度を高めた完熟梅を使用。一つひとつ丁寧に手もぎして収穫し、素材の良さを活かすために塩だけで漬け込む「白干し」という手法を用いることで梅本来の味と色を楽しむことができる。風味豊かで柔らかく、なめらかな舌触りを楽しめるのが特長だ。
サミットは梅を生かした観光文化の振興と梅関連産業の発展を図り、地域活性化のための情報交換や交流を深める場として行なわれている。今回は全国から12の自治体が参加、2014年度は小田原が開催地となっている。なお、雲上は1個300円、1箱(5個入り)1500円で販売中。問合せは市農政課【電話】0465・33・1494。
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