そば作りを一から 梅香園で振る舞いも
小田原歴史(とき)そば会(近藤忠之会長)が6月12日、障害者自立支援施設の梅香園(山下良男施設長)で、施設利用者55人にそばを振る舞った。
14回目となる今回は「そば粉からのそば打ち体験教室」も開催。そば処『橋本』を営む近藤会長自らそば作りを解説しながら実演し、多くの利用者がそば打ちを楽しんだ。昼食には手作りの天ぷらそばやいなり寿司が用意され、利用者は出来たてを味わった。近藤会長は「そば粉の感触を楽しんでもらえた。代々続けていきたい」と笑顔で振り返った。
歴史そば会は、そば店とそばに関わる異業種店主で平成7年に結成。そばを通して小田原の歴史や文化を伝えようと活動している。