小田原に猛毒タコ 相模湾で相次ぎ発見
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年7月6日
エリアトップへ
「ヒョウモンダコ」神奈川県水産技術センター相模湾試験場提供
猛毒を持つヒョウモンダコが小田原近辺で発見されている。５月７日には湯河原町の福浦で素潜り漁の操業中に捕獲された。小田原では昨年９月、刺し網にかかったヤツシロガイの殻から出てきたという。
ヒョウモンダコは体長10cmほど。刺激を受けると体色が変化し、鮮やかな青いリング模様が現れる。唾液にフグと同じ神経毒を含み、噛まれると時には死亡に至ることもある。解毒剤はなく、噛まれた際には医師の適切な処置が必要。
相模湾で相次いで発見されているが、無脊椎動物を研究する東京海洋大学の土屋光太郎教授によると「最近話題になっているが、20〜30年近く前から房総半島以南で生息を確認している」とのこと。県水産技術センター相模湾試験場は「見た目が珍しいので子どもが手を触れないよう注意してほしい」と呼び掛けている。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
