地域の緑を市民の手で 剪定ボランティアの「緑樹会」
植物の剪定をボランティアで行う「緑樹会」(大澤正忠会長)がこのほど、小田原市役所前けやき通りで街路樹の手入れを行った。
おだわらシルバー大学の剪定勉強会から発展した同会には会員約30人が在籍。市内荻窪で造園業を営む長崎務さんを講師に迎え、月に1度ほど、公共施設や個人宅の庭木の剪定活動を行っている。
会の最長老は市内城山在住の両毛正美さん(90)。「自宅の庭を自分で手入れしたい」と思ったのが参加のきっかけ。体を動かすことが気持ちよく、通行人と会話を交わすことが楽しみだという。同会では現在剪定仲間を募集中。「緑を愛する人なら誰でも歓迎します」と大澤会長。(問)【電話】0465・43・2275