鴨宮中卓球部(中谷祐介顧問)の3人が県大会でベスト14に入り、それぞれ初の関東大会に進んだ。
男子は森田晃司君(2年)と天野宏哉君(1年)が出場。フットワークが持ち味という森田君は「気持ちで負けず、踏ん張れた結果」と県大会を振り返る。関東では1回戦で敗退したが「チームメートも一緒で心強かった。あまり緊張せず戦えた」と話し、「来年は全国へ」と前を見据えた。
天野君は県4回戦で「頭が真っ白になった」と2―3で惜敗。その後気持ちを切り替え、代表決定戦を突破し関東へ駒を進めた。関東は1回戦をストレートで勝ちあがるが、2回戦では「経験の差があった」と敗戦。県、関東を振り返り「1試合ずつ余裕が出てきたと思う」と精神面での成長をうかがわせた。
女子で唯一の出場を果たした高岩萌枝さん(3年)は「ここで負けたら悔いが残る、自分のプレーに集中しよう」と劣勢を跳ね返し県代表の座を射止めた。「30%は勝ちたい、残りは楽しもうという気持ち」で臨んだ関東は、1回戦で敗れたものの「最後の夏に関東に来れた。努力すれば結果がついてくると自信がついた」と晴れやかな笑顔をみせた。