12代目を偲び 團十郎さんの衣裳を展示 外郎博物館で2月上旬まで
歌舞伎俳優の12代目市川團十郎さんが死去し、2月3日で1年になる。市内本町の外郎(ういろう)博物館では團十郎さんを偲び、実際に着用していた舞台衣裳を2月上旬まで展示している。
市川家と外郎家は300年前から交流があり、歌舞伎の十八番「外郎売」を上演の際には外郎家にあいさつに訪れる習わしがあった。(株)ういろうの外郎武社長は「團十郎さんは誰とでも気さくに話してくださった。今でも大きな存在です。『歌舞伎を通じて日本の素晴らしさを伝えていきたい』という團十郎さんの想いの一翼を担えたら」と展示への気持ちを語った。
台詞の中には江戸から外郎家までの道筋の説明があり、「青物町」や「欄干橋」など小田原の旧町名も登場する。「外郎売は團十郎さんが小田原を紹介してくれている演目。小田原にとっても貴重な財産です」と外郎社長は話す。
博物館はういろう本店の奥にあり、希望者は店員に声をかければ案内してもらえる。入館無料。問合せは同店【電話】0465・24・0560。
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