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患者と家族の退院後の不安を解消 医療レポート足柄上病院シリーズ17 地域と連携でサポート 在宅医療支援の専門チームが誕生

公開:2014年5月31日

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太田光泰・総合診療科担当部長、地域医療連携室 室長補佐
太田光泰・総合診療科担当部長、地域医療連携室 室長補佐

 4人に1人が75歳以上となる2025年を見越し、国は高齢者の生活を地域で支える「地域包括ケアシステム」の構築を推進して、医療・介護分野の需要増大に対応しようとしている。

 こうした流れの中で県立足柄上病院では、01年から設置している地域医療連携室を機能強化した「地域医療センター」を今年4月に開設。高齢化が進む県西部の医療を、他の医療機関などと連携しながら地域全体で支えるしくみづくりを進めている。今回はセンター内に新設された「在宅診療部門」について、地域医療連携室の室長補佐を務める太田光泰 総合診療科担当部長に話を聞いた。

 ―部門の主な業務は

 退院して自宅療養を始めた患者さんやご家族をアフターサポートする「在宅医療支援」を行っています。あくまでも「支援」なので、退院後も在宅診療を続けるという意味ではありません。

 ―どのような支援をするのでしょうか

 患者さんが自宅での生活再開に強い不安を抱えている場合などに、最大でも3回程度に限り、元の主治医が看護師と訪問診療を行って不安を取り除きます。その際には、ご家族や今後の在宅診療を担う地域のかかりつけ医(往診医)にも必ず同席してもらい、連携を「見える形」にすることで、主治医のバトンタッチを円滑に進めていきます。

 ―地域の医療機関との連携が重要になってきますね

 はい。今後は地域における医療の機能分担が必要になります。関係機関との連携を一層高め、県西部に地域包括ケアシステムのモデルケースを構築していきたいと思っています。

取材協力・県立足柄上病院

地方独立行政法人神奈川県立病院機構神奈川県立足柄上病院

神奈川県足柄上郡松田町松田惣領866-1

TEL:0465-83-0351
FAX:0465-82-5377

http://ashigarakami.kanagawa-pho.jp/

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