小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年6月21日
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2013年度に、被災地支援のため福島県相馬市へ派遣されていた小田原市職員の西尾優貴さんが6月1日、1年間の活動報告会を行った。自身が携わってきた復興計画や、現地の人との交流から得た自分なりの支援法などを紹介した。
西尾さんと親交の深い相馬市民や、全国各地の支援仲間が会場を訪れるサプライズもあった。
相馬市で水産加工業を営む高橋圭子さんは、震災当日の自宅周辺や、ライフラインの寸断された相馬市内の様子を説明。放射能汚染の影響で、自宅のある南相馬市から相馬市に避難している久米静香さんは、「先進国に避難民がいるということを知ってほしい。故郷に帰りたいです」と現状を語りかけた。
会の終わりには、西尾さんと「応援団」にあたたかい拍手が送られた。