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商議所移転 3候補地から年内に選択 緑一番商店街地区が有力

公開:2014年9月20日

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緑一番商店街地区は地権者がまとまり、移転先として有力
緑一番商店街地区は地権者がまとまり、移転先として有力

 小田原箱根商工会議所(城内1の21)の移転が現実味を帯びてきた。鈴木悌介会頭は、新会館の移転候補地について検討するためのプロジェクトチームを発足した。チームは移転候補地の中から最適地を選定し、会頭に答申を提出する。鈴木会頭は年内の答申を求めている。

 移転候補地は、【1】小田原少年院(市内扇町)移転後の跡地、【2】小田原市から打診を受けているお城通り地区再開発の広域交流施設ゾーン内、【3】スクランブル交差点の緑一番街商店街地区の民間再開発予定地区「コンフォート幸田再開発協議会」の3カ所。

 プロジェクトチームは、会議所副会頭の片桐晃さがみ信用金庫理事長をプロジェクトリーダーに、12人で6月末に発足。今月25日には2回目の検討会が開かれる。プロジェクトは来年3月末までだが、鈴木会頭は「年内の答申を目標に」と要望している。

 移転候補地のうち、【1】は少年院の移転時期が未定であること、【2】の再開発地区も完成時期が未定であるなど不確定な要素が多い。

 一方【3】は、すでに地権者がまとまっていることや、小田原市、商工会議所を交えた検討が始まっていることなどから、最適地として選定される可能性が高い。鈴木会頭も「ホールや会議室を備えるので、集客施設としてまちなかに会議所がある意味は大きいのでは」と見解を述べている。

 現在、商工会議所が入る商工会館は、1971年に完成。老朽化が進んでいるが、小田原城史跡内に建っているため、現地での建て替えはできない。耐震工事は終了しているが、いずれ土地を市に返却し、立ち退かなくてはならない。商工会議所では1999年度から移転に備え基金を積立てており、3月末時点で5億4400万円となっている。

 なおプロジェクトのメンバーは以下の通り(敬称略、カッコ内は会議所の推薦部会・会社名)。

 片桐晃、神戸洋一(商業・(株)小田原百貨店)、小川勝久(工業・(株)ハイ・テック)、廣澤圭祐(観光飲食・(有)だるま料理店)、相田秀和(工芸物産・(株)ラ・ルース)、秋山隆(建設・(株)秋山設計)、重成征一(金融庶業・税理士法人勝又・重成会計事務所)、芦川允洋(交通運輸・(株)大相)、瀬戸良幸(自薦・瀬戸建設(株))、清康夫(自薦・小田原卸商業団地協同組合)、高橋台一(自薦・(株)菜の花)、古川武法(自薦・(株)古川)

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