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新潟・青木選手(小田高出身)が引退 最終戦、安打で有終の美

公開:2014年9月20日

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第3打席でヒットを放ち、自らの引退試合に華を添えた
第3打席でヒットを放ち、自らの引退試合に華を添えた

 8月に、今季限りで引退を表明していたプロ野球独立(BC)リーグ「新潟アルビレックス」所属の青木智史選手(35・小田原高校出身)の引退セレモニーが9月14日、本拠地のハードオフエコスタジアム新潟で行われた。

 現役最終戦「4番・ファースト」で先発出場した青木選手は、第3打席でレフト前ヒットを放つなど活躍。チームの勝利にも貢献し、有終の美を飾った。

 試合後のセレモニーでは、親交の深いスポーツライターの青島健太さんからのメッセージが流され、愛娘のほのちゃんからは、手作りのメダルが贈られた。

 青木選手は「新潟にゆかりもない自分を温かく迎えていただき、感謝の気持ちでいっぱい。小学1年生の時、父に連れて行ってもらった横浜スタジアムで、絶対にプロ野球選手になると決意した瞬間は、今でも覚えている。広島カープでは12球団で一番下手な選手で、両親には肩身の狭い思いをさせた。長い年月が経って、自分の引退セレモニーの試合を素晴らしい皆さんの前ででき幸せに思う」とあいさつ。最後は対戦チームの信濃グランセローズの選手も交じって胴上げされた。

 青木選手は小田原高校出身。1997年に広島東洋カープからドラフト6位で指名を受け入団。2000年までプレー。その後大リーグの1A、実業団などに所属。08年から新潟アルビレックスで選手、プレーイングコーチとして活躍した。

 新潟在籍7年間の通算成績は、434試合、1430打数412安打、打率2割8分8厘、56本塁打、235打点、20盗塁。
 

対戦相手も交じって胴上げ
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