祭囃子が秋を告げる あす28日 宗我神社祭礼
下曽我地域に秋の訪れを告げる宗我神社の祭礼が9月28日(日)、同神社や下曽我駅周辺で開催される。時間は午前10時から午後4時。
五穀豊穣や家内安全などを願うこのまつり。神の道案内役である猿田彦を先頭に宮本(曽我谷津)・原・別所・上曽我・岸地区の5台の山車と、神戸(ごうど)の神輿が宮入り(午前11時頃)する。1台の山車に高砂人形を飾り、お囃子と寿獅子舞を奉納した後、山車と神輿は下曽我駅前(午後2時半頃)に集合する。
午後6時からは宗我神社内で舞踊やマジック、「やついちざ」による寸劇などが披露され、1日を通し神社周辺は賑わいをみせる。
曽我谷津の山車は今年7月、引き綱を編む「綱より」が行われ、同地区の住民約100人が参加した。
2年に一度行われる綱よりは、80cmほどのもち米の藁を杵で叩き柔らかくした後、手作業で束ねては、編み込む工程を繰り返す。最終工程では、大人の男性3人がかりでねじりながら編み込み、約25mの引き綱2本を完成させた。
なお、神社周辺には駐車場の用意がないため、関係者は公共交通機関の利用を呼びかけている。
問合せは同神社崇敬会鳥居敬会長【携帯電話】090・2663・1110。