小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2014年11月29日
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ほうとくエネルギー株式会社(蓑宮武夫社長)が久野に建設していた市内では初となる「小田原メガソーラー市民発電所」がこのほど完成、10月23日に竣工式が現地で行われた。
加藤憲一市長、吉川伸治副知事ら来賓を前にあいさつに立った蓑宮社長は「全国的に珍しい市民ファンドとして立ち上がった。メガソーラー完成を大きなステップとし、この地が再生可能エネルギーで日本をリードする地でありたい」と抱負を語った。発電所に土地を提供した辻村百樹さんは「里山の役割はエネルギーの産出。メガソーラーはその現代版といえる。貢献でき嬉しい」と喜んだ。
「ほうとくエネルギー」は、エネルギー地産地消を目的に地元の企業や個人の出資で2012年12月に設立された。発電所は竣工式に先んじて10月15日から発電を開始。年間約1メガワットの発電能力を持つ。