小田原市は今年度の市民功労賞の受賞者を発表。酒匂守さん、豊島シズ枝さん、「ぴよぴよくらぶ」、「まちをきれいにする会」が選ばれた。また相洋高校陸上部には市民栄誉賞が贈られる。
両賞は1976年から毎年贈呈され、これまでに168人、72団体が受賞している。
表彰式は2015年1月12日(月・祝)に小田原市民会館で実施される。今年度の受賞者の主な実績は以下の通り(敬称略、◆は市民栄誉賞)
◇酒匂守(鴨宮)=自治会長、地区自治会連合会長を務め、地域住民の健全育成や防犯活動、安心して生活できる地域環境づくりに尽力。市地区社会福祉協議会連絡協議会会長、市社会福祉協議会会長などを歴任し、市民の福祉増進に貢献した。
◇豊島シズ枝(曽比)=女流画家協会展や近代美術協会展などに参画。自ら小田原女流展を立ち上げるなど小田原の女流画家の育成に尽力した。西相美術協会副会長、会長を歴任し、現在は相談役。小田原市美術展覧会の運営委員なども務める。
◇ぴよぴよくらぶ=乳幼児と保護者を対象に手遊びや季節の遊びなど親子のふれあいや情報交換のイベントを毎月開催。参加者から高い評価を得ると共に同様の活動のモデル事業として子育て支援活動の充実、発展に貢献。青少年ボランティアを受け入れ、子育て支援の輪の拡大にも力を注ぐ。
◇まちをきれいにする会=1996年の設立以来、市内のボランティア清掃活動を実施。近年は市と協働のリサイクル事業を実施し、ごみの減量やリサイクルに対する意識啓発に貢献する。2008年からは落書き消去活動にも取り組み、現在は学生や地元住民などと協働で行い、落書き防止啓発活動にも尽力する。
◆相洋高校陸上部=2014年度全国高等学校総合体育大会陸上競技大会で男子総合優勝、女子総合5位という優秀な成績を収め、市民に明るいニュースを届け、小田原の名を高めた。その後に行われた各大会でも選手の目覚ましい活躍が続いている。
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