神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

「紙・布類」の分別に新提案 「その他紙」回収袋を無料配布 市内の新聞販売店は店置きで協力

社会

公開:2014年12月20日

  • X
  • LINE
  • hatena

 小田原市古紙リサイクル事業組合(浅野弘人理事長)は「燃せるごみ」の中に未だ多く含まれる「紙・布類」の分別を推進するため、10月1日から「その他紙」用の回収袋を作成し、無料で配布を開始している。回収袋は市内の新聞販売店やJA、イトーヨーカドーなどでもらえる。

 「その他紙」用の回収袋の配布は、同組合が市や自治会総連合と協力し、「紙・布類」の分別を推進するためのPRを兼ねて開始した。

 当初は市役所や支所、マロニエなどのタウンセンターなど、一部の公共施設のみの配布だった。組合はより多くの市民に利用してもらうため、民間の店舗や事業所に協力を要請。古紙回収を応援する新聞販売店は、市内全店に袋を置くようにした。JAやコンビニ、スーパーなどでも店頭に置き、無料で入手出来る様にした。

「その他紙」分別用紙袋でごみ減促進

 市環境政策課によると2013年度のごみの総量は、年間約7万3820トンで、そのうち「燃せるごみ」が5万3260トン。市が年に数度行っている分別の状況調査によると「燃せるごみ」の中に、およそ38・3%もの「紙・布類」が混じっている事がわかった。

 未だに新聞・雑誌が混じっているケースもあるが、多いのが、包装紙やレシート、菓子の箱、紙コップ、家庭のシュレッダー屑など。「小さな紙ごみは、ためておく袋や箱を用意しなくてはならないため、週2回の燃せるごみで出してしまう、という人が多い。焼却せずに分別すれば資源。ごみも減るのに勿体ない」と担当者は頭を悩ます。

 そこで市内の紙・布類を回収し、資源としてまとめている組合が「その他紙」分別の徹底を目的に10月から「その他紙」分別用回収袋を無料配布することになった。

リサイクルを応援回収袋配布店を募集

 回収袋は、手提げ型の紙袋=写真左=と古新聞で作った袋=同右=の2種類。

 組合では「その他紙」用の回収袋をもっと多くの人に周知、使用してもらおうと、回収袋を店頭に置き、希望者に配布してくれる店舗や事業所を募集している。「地域のリサイクル推進のために1カ所でも多くの店舗に協力してもらえれば」と協力店の参加を呼びかけている。

 問合せは市環境政策課【電話】33・1471または古紙リサイクル事業組合【電話】23・3125((株)二見内)。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

地元の川を一斉清掃

地元の川を一斉清掃

「クリーンもりと」71人参加

4月13日

観桜地までの道を美化

観桜地までの道を美化

強羅・宮城野エリア

4月13日

尾崎一雄をめぐる

尾崎一雄をめぐる

4月21日 文学散歩、講演会

4月13日

若者の活躍を応援

小田原市

若者の活躍を応援

アイデアを募集

4月13日

ミナカ小田原が寄付

ミナカ小田原が寄付

能登半島地震の義援金

4月13日

運動の楽しさを知って

小田原サッカー協会

運動の楽しさを知って

酒匂川河川敷で体験会

4月13日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

  • 3月30日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook