小田原市古紙リサイクル事業組合(浅野弘人理事長)は「燃せるごみ」の中に未だ多く含まれる「紙・布類」の分別を推進するため、10月1日から「その他紙」用の回収袋を作成し、無料で配布を開始している。回収袋は市内の新聞販売店やJA、イトーヨーカドーなどでもらえる。
「その他紙」用の回収袋の配布は、同組合が市や自治会総連合と協力し、「紙・布類」の分別を推進するためのPRを兼ねて開始した。
当初は市役所や支所、マロニエなどのタウンセンターなど、一部の公共施設のみの配布だった。組合はより多くの市民に利用してもらうため、民間の店舗や事業所に協力を要請。古紙回収を応援する新聞販売店は、市内全店に袋を置くようにした。JAやコンビニ、スーパーなどでも店頭に置き、無料で入手出来る様にした。
「その他紙」分別用紙袋でごみ減促進
市環境政策課によると2013年度のごみの総量は、年間約7万3820トンで、そのうち「燃せるごみ」が5万3260トン。市が年に数度行っている分別の状況調査によると「燃せるごみ」の中に、およそ38・3%もの「紙・布類」が混じっている事がわかった。
未だに新聞・雑誌が混じっているケースもあるが、多いのが、包装紙やレシート、菓子の箱、紙コップ、家庭のシュレッダー屑など。「小さな紙ごみは、ためておく袋や箱を用意しなくてはならないため、週2回の燃せるごみで出してしまう、という人が多い。焼却せずに分別すれば資源。ごみも減るのに勿体ない」と担当者は頭を悩ます。
そこで市内の紙・布類を回収し、資源としてまとめている組合が「その他紙」分別の徹底を目的に10月から「その他紙」分別用回収袋を無料配布することになった。
リサイクルを応援回収袋配布店を募集
回収袋は、手提げ型の紙袋=写真左=と古新聞で作った袋=同右=の2種類。
組合では「その他紙」用の回収袋をもっと多くの人に周知、使用してもらおうと、回収袋を店頭に置き、希望者に配布してくれる店舗や事業所を募集している。「地域のリサイクル推進のために1カ所でも多くの店舗に協力してもらえれば」と協力店の参加を呼びかけている。
問合せは市環境政策課【電話】33・1471または古紙リサイクル事業組合【電話】23・3125((株)二見内)。
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