お城通り地区再開発事業に伴う、(仮称)小田原駅東口立体駐車場の建設工事の起工式が12月17日、建設予定地で行われた。式には事業施行者の柴田正光一般財団法人小田原市事業協会代表理事をはじめ、加藤憲一市長、古川孝昭市商店街連合会会長ら31人が出席。1989(平成元)年に再開発準備組合設立から始まった再開発事業は、2015年10月の駐車場棟完成に向け、最初の一歩を踏み出した。
柴田会長は「事業が、小田原駅周辺の活性化や地域経済に、果たす役割は大きい。市民や観光客に大変な役目を持っていると認識している」とあいさつ。加藤市長は「多くの市民の念願であり、駅前の顔として、重要な事業。中心市街地への回遊、利便性が大きく飛躍する”発信地”に生まれ変わる重要な拠点」と期待を寄せた。7人の参加者が、掛け声のもと順番に鍬入れを行うと、会場からは拍手が起こった。
工事は大林組と松浦建設のJV(特定建設工事共同企業体)が19億188万円(税込)で請け負い、12月17日に着工、15年の10月30日完成をめざす。工事車両は旭丘高校前とお城通り交差点前の2カ所から出入りする。工事に伴い、現在約150台の収容数で稼働している東口駐車場は、14台分が使えなくなる予定だ。
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