「困難とは、進化するための絶好のチャンス。皆さんたちの前には、多くの課題とともに、無限の可能性も開かれている」。加藤憲一市長から贈られたお祝いの言葉に、1944人の新成人はなにを感じ、噛みしめただろう。
本紙では、1月12日に小田原市民会館大ホールで行われた小田原市の成人式を取材、二十歳の門出を迎えた新成人にインタビューを行った。
2015年1月1日現在、小田原市で成人式を迎えるのは、男性が981人、女性が963人。
式典は「はたちの同窓会〜大人、はじめました〜」のテーマのもと、金井千典実行委員長をはじめ5人の成人式実行委員が壇上に並び、開会を宣言。華やかな振袖や袴、スーツに身を包んだ新成人らの拍手によって、和やかな雰囲気でスタートした。
加藤憲一市長や井原義雄市議会議長らの祝辞に続き、司会の中田稔真さんと中山若菜さんの2人が、地元選出の衆参両議員や県・市議会議員など、来賓を紹介。「新成人の抱負」では、神保孝行さんが「これからは大人としての責任が伴うことを自覚し、自分の意志で行動したい。誇りを胸に社会に貢献していくことを目指す」と述べ、尾沢涼子さんは「選挙権を持ったことで大人になったと強く感じる一方で、社会勉強がまだまだ不足していると痛感。広い視野を持った大人になりたい」と将来への展望を語った。
第2部では中山さんから高橋比奈さんに司会を交代し、アトラクションが行われた。新成人の誕生時から成長するにつれ、流行したテレビ番組や遊びがスクリーンに映し出されると「懐かしい」などの歓声があがり、中学校の恩師からのメッセージには、各校の卒業生が画面に見入っていた。
約2時間の式を終えた実行委員たちは、「周りの協力があっての成功」(金井実行委員長)、「各自が役割を全うできた」(中田さん)、「団結して取り組めた」(青木陽奈さん)、「無事に式を終え一歩大人に近づいた」(高橋さん)、「周りからの刺激も受け楽しかった」(中山さん)と、高揚した様子で口ぐちに語った。
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