小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年4月25日
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２つの容器から、「昔ながらの梅干し」は嗅覚で、「３年ねかせた梅干し」は味覚で選択―。五感を使って解くクイズをはじめ、歴史や製造の課程などを紹介する「梅干博物館」が、ちん里う本店（小田原駅東口前）内に開設された。
４畳ほどのスペースには１８３４（天保５）年製をはじめ年代物の梅干しが並ぶほか、かつて６００kgの梅を漬け込んだ樽＝写真＝や、小田原―国府津間の鉄道開通時に使用されていたアイスクリーム用の冷凍庫など歴史を感じる展示物が多数。常務取締役のゾェルゲル・ニコラさんは「小田原の名産品と誇れる梅干しの魅力を、気軽に楽しみながら知ってほしい」と話している。
見学は無料で午前９時から午後６時。（問）同店【電話】０４６５・２２・４９５１。
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