小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月23日
エリアトップへ
6月1日のアユ釣り解禁に先立ち、酒匂川・早川で試し釣りが行われた。
酒匂川では5月18日、晴天の下、酒匂川漁業協同組合(篠本幸彦組合長)の組合員25人が参加。友釣り、ドブ釣り、コロガシ釣りの手法で飯泉橋上流から谷峨の区域と狩川、川音川の各所で実施し、298尾を釣り上げた。今年は天然物のアユの育ちがよく、飯泉取水堰ですでに27万尾観測されたという。篠本組合長は「昨年産卵がよく、カワウも少ないのでよく育った」と話した。
一方、早川地区では翌19日、早川河川漁業協同組合(細川孝組合長)のメンバー9人が早川橋から湯本あじさい橋の区間で友釣り、毛針釣りを実施した。 当日は雨とやや強い風の影響もあり、釣果は3時間で約50尾と伸び悩んだ。魚のサイズは最大で16・5cmと平年並みの成長が見込め、組合員の目測でも各所の石影には成長したアユの姿が見られるという。細川組合長は「解禁時にはかなりの釣果が見込めそう」と期待を寄せた。