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実体験で学ぶ資源の循環 小学校2校で取組み

教育

公開:2015年5月30日

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刈取作業に夢中になる児童
刈取作業に夢中になる児童

 小田原市では現在「資源循環サイクル」のモデル事業として、「燃料地産地消」に取り組んでいる。これは、使用済みの廃食油からバイオディーゼル燃料を精製し、ごみ収集車の燃料として活用するもの。この取り組みに、市内二つの小学校が参加している。

 下中小学校では2011年度から、市が中村原埋立処分場に地元住民と協働で行っている菜の花の栽培に、毎年4年生が収穫と脱穀の作業で携わっている。市や小田原衛生グループの職員らの指導の下、5月21日に行われた収穫体験では、「刈取作業は最初は難しかったけれど、油が採れると思うと嬉しかった」と児童たちは笑顔で作業に励んだ。

 一方、町田小学校では、小田原衛生グループの協力により、6年前から児童や職員らの家庭で排出された廃食油の回収を行っている。5月は、20日〜22日に実施され、3日間で18・9リットルが集まった。回収作業に当たった環境委員会の児童たちは、「思っていたより集まった。この活動を継続していきたい」と意欲を示した。

 下中小で収穫した菜種から採取された油は、使用後に精製されて車の燃料として再利用される。同様に町田小で回収された廃食油もバイオディーゼル燃料として再利用される予定だ。

回収した油を手に喜びの表情
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