小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年5月30日
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関東で一番早い「梅の初もぎ」が5月21日、瑞雲寺内の梅林で行われ、50kgが収穫された。品種は「白加賀」で梅酒や梅干しに適しているとされるもの。梅はJAかながわ西湘成田総合選果場へ運ばれ、京浜方面の市場へサンプルが出荷された。
市梅研究会会長の穂坂成雄さんは今年の出来について、「量は例年より若干少なめだが、大きさの出荷基準となる2Lサイズ(直径36〜39㎜)を超える実が多い」と話している。その要因としては、量が少ない分、それぞれの実に栄養が行き渡ったこと、また適当な温度と雨量に恵まれたことが挙げられる。
白加賀の出荷は24日に始まり、6月30日までは十郎梅や南高、杉田などの品種も順次出荷される予定だ。
なおJA職員によると、現在曽我梅林地区の一部で不安視されている花や枝が菌によって枯れる「灰星病」の影響は、まだ特定できないという。
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