小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月4日
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神奈川県タクシー協会小田原支部と小田原警察署・松田警察署が6月29日、地域安全に関する協定を結んだ。
協定締結は、タクシー運転手の協力で、立て続けに振り込め詐欺の逮捕(2月)と徘徊者の保護(4月)に至ったことがきっかけ。小田原支部は、県西地域2市8町を管轄していることから小田原、松田両警察署との協定締結となった。徳正厚小田原署長は「県西地域の安心安全を守るために、大きな武器を得た」と喜びを口にし、山口康博松田署長も「敬意と感謝を表したい。今後(この締結を)より一層実のあるものにしたい」と謝辞を述べた。今後、行方不明者や道路情報などの連絡を取り合う。
2市8町で15社、501台のタクシーが24時間・365日営業しているという小田原支部。曽我良成支部長は「(協定締結が)ドライバーの交通安全意識向上に加え、地域の見守りについても意識が高まれば」と期待を寄せた。