小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年7月18日
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地域の国際化や青少年の育成を目的に始まった夏の国際交流事業「ときめき国際学校」が今年で25周年を迎えた。
小田原市と友好都市のオーストラリア・マンリー市の中・高生が互いの国にホームステイし、異文化理解を深めるもの。今年は7月3日から12日にマンリー市の生徒が小田原市を訪れ、生徒たちの家庭に滞在した。
マンリー市の生徒らはゆかたの着付けなど、日本ならではの体験をした。帰国前日の11日にはパーティーが開かれ、事業を立ち上げた尾崎紀昭会長や加藤憲一市長らが25周年を称えた。
市内の生徒代表を務めた酒口理佐さん(16)は、「シャワーの時間が5分ととても短い習慣に驚いた」など、異文化体験を語った。また、酒口さんが受け入れたマンリー市のオリビア・ウィッシュさん(15)は「柔道を体験し、相手を投げたが、難しかった」と日本での思い出を振り返った。
今後は7月29日(水)から8月10日(月)の期間、市内の生徒らがマンリー市を訪問する予定だ。