小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年8月29日
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脳梗塞で倒れた母の介護のため、自宅にこもりきりだった大学2年の夏休み。退屈しのぎに法律の本を読み漁っているうちに興味を抱き、弁護士の道を志した。 他人の人生に深く関わる仕事。その肩には常に重責がのしかかるが、そんな様子を感じさせない穏やかさが印象的だ。座右の銘は禅語の『喫茶去』。「お茶を飲む時に無心になれるように、ありのまま、飾らずにいられたらいいな」
弁護士歴35年、ライオンズクラブ会員歴32年。「依頼者の利益を守るのが弁護士、自分の利益を犠牲にして奉仕するのがライオンズクラブ。双方の活動が対局にあるからこそ新鮮で、長続きしているのかな」。10年ぶりに再び務める会長職。めざすは若手の育成だ。