自立と社会進出のために NPO「虹の会」がGH開設
障害を持つ子を抱える親にとって、懸念の一つは「自分がいなくなった後」のこと。特定NPO法人おだわら虹の会(高橋直美理事長/【電話】0465・48・8269)が10月1日、南鴨宮に開設する「すまいる」は、そんな親と施設の思いが詰まった障害者専用のグループホームだ。
虹の会は、障害者の社会参加と自立を目的に市内3カ所で「ありんこホーム」を運営。現在3か所であわせて80人以上が通っている。26歳の息子が通っている磯崎貴子さん(52)も将来を心配する親の一人。自身がもう少しすると親の介護が必要になる時期。「自分たち親が元気なうちに、息子たち障害児の将来の自立のために何かできないか」とグループホームの建設を申し出た。
障害者の一人暮らしは、虹の会でも懸念の一つだった。「隣人とのコミュニケーションや社会との交わりが上手くゆかず、悩み、引きこもってしまったり、食事が偏り、栄養失調になる子も」と高橋理事長は話す。磯崎さんも「老障介護となったら」と不安を隠さない。
そんな時に磯崎さんからの提案で思い切ってホーム開所に踏み切った。
ホームは南鴨宮の住宅街の中に建つ。周囲との関係を心配していたが「理解してくれる人が多く、協力的」と胸をなでおろす。入居者は5人で全員男性。家賃は5万円。磯崎さんも自ら世話人の一人としてホームの運営をサポートする。
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