旭丘高校1年生の田中紗来(さら)さんがリーダーを務めるダンスグループ「KANA-BOON!」が8月にアメリカで行われたダンスの世界大会「ワールドヒップホップダンスチャンピオンシップ」で金メダルを獲得した。
横浜市栄区在住の田中さんは、3歳の頃から藤沢市のダンススタジオに通う。現在は、平日は学校帰りに、土日もほぼ休みなく練習を続けており、多い日には1日4時間もの練習をこなす。
「KANA-BOON!」は、昨年12月のダンススタジオのオーディションで選ばれた9人(ステージメンバー8人と補欠1人)で構成される。田中さんを除き全員が中学生。田中さんは「皆個性が強く、意見が異なる」チームをリーダーとしてまとめ上げた。これまではスタジオの指導者が考えた振り付けで参加していたが、今回はチーム唯一の男子メンバーが考案した振り付けを、メンバー全員で意見を出し合い、練り上げていった。
田中さんらは4月の日本大会で優勝し、2年連続で世界大会へ。チームが参加したバーシティ部門(13〜17歳)には50か国から61チームが出場、予選と準決勝を勝ち抜いた6チームで決勝が行われた。
昨年に続いて決勝まで勝ち上がった「KANA-BOON!」。決勝独特の緊張感やプレッシャーをはねのけて、6位に終わった昨年の雪辱を果たし、初優勝に輝いた。
田中さんは「今年は最年長で大変なこともあったけれど、優勝できてうれしかった。(メンバー次第で)来年は世界大会から出られるので、2連覇したい」と次なる目標を語った。
田中さんのパフォーマンスは11月の栄区民まつり(横浜市)で見られる。
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