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人生変えた「算盤」供養 佐奈田霊社で顕彰会

文化

公開:2015年11月21日

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 算盤(そろばん)をかたどった石碑の前に祭壇が設けられ、神妙な様子で読経を聞く人たち。市内石橋の佐奈田霊社(原義昭住職)で行われたその名も「湘南そろばん塚建立顕彰会」の様子だ。

 顕彰会を主宰しているのは、大和市で高校や専門学校などを経営する柏木照明さん(86、学校法人柏木学園学園長)。柏木さんは、算盤が電卓やコンピューターに取って代わられる中、算盤への感謝と珠算教育の振興発展の思いを込め、1986(昭和61)年に碑を建立。同様な思いを持つ経済界、教育界の人たちにも呼びかけ、毎年11月3日に顕彰会を開き、算盤の供養を行っている。今年で30回目。

 なぜ算盤で佐奈田霊社か。

 幼少の頃、ひどい喘息もちだった柏木さん。佐奈田霊社が「咳や喉に霊験あらたかである」と知った母・カノさんが、住まいのある横浜から幾度となく参詣に訪れていた。以来、家族ぐるみの縁が続いている。

 病弱で学校にまともに通えなかった柏木さんは、自宅裏の珠算教室で算盤を学ぶ。これがまさに運命の出会いだった。中学時代、暗算で全国1位に輝き、学徒動員で送られた軍需工場では経理を任される。終戦後、近所の人から遊ぶ場も勉強する場もない子どもたちに「算盤を教えてもらえないか」との依頼で、珠算教室を開校。大学卒業後、学校法人として認可を取り、正式に専門学校を立ち上げ、今に至っている。

 顕彰会は、幼少の頃から続く佐奈田霊社への縁と人生を変えた算盤への感謝の思いを形にしたもの。柏木さんは「出会いは一生の宝。今後も継続したい」と話している。

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