11月14日に開催された神奈川県中学生選抜ジュニア強化バドミントン大会で、橘中学校が女子団体戦で初優勝した。小田原市を含む西湘地区の女子チームが制するのは、23回の同大会史上初めて。
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3年生引退後の新体制で臨む初の公式戦で、新人戦にあたる大会。団体戦は3セットマッチで行われ、橘中は地区大会から県大会決勝まで11試合すべてを2対1の接戦で制する粘り強さが光り、県内250チームの頂点に立った。
競技歴が浅いメンバーが多いうえ、8人編成のチームの半分が1年生。厳しい状況下で臨んだ大会について、キャプテンの瀧澤凛さんは「勝因は団結力」ときっぱり。「試合中に声を掛け合うことが、お互いの力になった」と振り返る。
指導を仰いできた3年生は、昨年の同大会で3位。優勝を報告すると、「『まさか』と先輩達に驚かれた」と笑う瀧澤さんは、「今後は他校に追われる立場になると思うけれど、抜かれないで1位をめざしていく」と気を引き締めていた。
一方、顧問の三島元教諭は、「初戦の相手は、今夏の大会で3年生を破って優勝したチーム。強豪ではあったが、先輩のリベンジを果たせたことで波に乗り、一気に勝ち進むことができた」と、教え子の健闘を称えていた。
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