小田原市議会の12月定例会が11月26日開会した。今議会には補正予算案など16の議案が上程されている。会期は12月16日(水)までの21日間。
補正予算案には、歳入でヒルトン小田原リゾート&スパの売払金約9億6千万円(土地・建物含む)と宿泊等施設事業特別会計からの繰入金を計上。使途を2019年のラグビーW杯、2020年の東京五輪を契機に、スポーツ振興と子どもたちの教育環境改善を図るための基金の財源にするとした。基金の総額は約15億8800万円。基金は2021年3月31日までの限定で取り崩し型基金とする。
この他、建設が延期となった芸術文化創造センター整備事業費約8億2千万円を減額補正した。また11月30日(月)で使用中止となる小田原駅東口臨時駐車場の埋蔵文化財調査費用約4億7千万円、固定電話への音声配信などが出来る災害情報発信システムの導入委託料約200万円などが計上されている。
議会は12月1日(火)に議案に関する質疑が行われる。常任委員会は12月2日(水)・総務、3日(木)・厚生文教、4日(金)・建設経済。採決は10日(木)。一般質問は10日から16日(水)まで。